【例文】親にお金を借りたいけど言いづらい！上手な言い訳をご紹介

親にお金を借りたいけど言いづらい！学生向け上手な頼み方5選

高校生や大学生といった学生は学業が優先なこともあり、まだ経済的な自立が難しく親にお金を借りたいと思う場面も多いのではないでしょうか。

学生が親にお金を借りるのは言いづらいですが、次の5つのような言い訳や頼み方をすると、貸してもらいやすくなるかもしれません。

頼み方のポイントを具体的な例文付きで解説していきます。

①「参考書や塾代」

学生の場合、参考書や塾代といった「勉強」に関わるお金を理由にすることで、親も納得してお金を出しやすくなります。

特に大学の専門書などはびっくりするような値段のことも多いので、貸してもらえる可能性は高いでしょう。

また、場合によっては「返さなくていい」と言ってくれることも。

ただ「塾に行きたい」だと親も「何で？」と否定的な気持ちになってしまうので、できるだけ具体的な情報を最初から伝えることがポイントです。

②「運転免許・各種資格代」

運転免許・資格の取得も、親にお金を借りるのに通りやすい言い訳です。

これらは一度取ってしまうとずっと役に立つものですが、なかなか高額な場合があるので親も積極的に援助してくれる可能性が高いでしょう。

特に自動車学校に通うと、普通免許ならAT限定でも25万円くらいかかってしまいます。

そもそも「免許いる？」と言われてしまった場合、「考えている就職先が地方で免許は絶対いるらしい」などと伝えると納得してもらいやすいでしょう。

③「卒業旅行・サークルの旅行費用」

卒業旅行やサークルの旅行の費用を理由にするのも、親にお金を借りる言い訳としては使いやすいでしょう。

学生時代の大切な思い出となる旅行ですから、親としても「お金が足りない」という理由で諦めるのは可哀想と考えてくれるはずです。

誰とどこに行くのかというハッキリとした情報があると、親もお金を出しやすいです。

親にお土産を買う、「おかげで楽しめた」と感謝を伝えるなど、アフターフォローも忘れないでくださいね。

④「定期券をなくしてしまった」

もしお金が必要な理由が「定期券をなくしてしまった」という場合、言いづらいですが正直に話して親にお金を借りるようにしましょう。

ただし、記名式定期券の場合は再発行ができるので、もし記名式のものを持っていたなら駅で手続きを行ってくださいね。

「なくしたのはあなたが悪い」と少ししか貸してもらえない場合も十分に考えられます。

せめて、探す・届け出るなどできることは全て自分で行なってから、親に頼むようにしましょう。

⑤「バイト代が入ったらすぐに返す」

親にお金を借りる理由がどんなものであっても、「すぐに返す」という意思を最初から伝えておくことはとても大切です。

どんなことでも人に頼みごとをする時は、自分の誠意を示すことが快く引き受けてもらうためのカギとなります。

とはいっても、「絶対返すから」だけでは少し弱いです。

「いつ」「いくら」返すのか、そこで返せなければ＋〇円のペナルティを自分で決めておくのもいいでしょう。

上記であげた理由にプラスして返済スケジュールを伝えるようにすると、親としても自分の子どもがしっかり計画を立てているのがわかれば、安心して貸しやすくなりますよ。

社会人が親にお金を借りる時の上手な頼み方

社会人になっても、急な出費などで親にお金を借りる場面が出てくるかもしれません。

とても言いづらいですが、通りやすい言い訳として次の3つをご紹介します。

社会人は学生に比べるとハードルが上がりますが、「給料が入ったらすぐに返す」と誠意を持って伝えることが大切です。

また、よほどの事情がない限りは直接会ってお願いする方がよいでしょう。

遠方でなかなか会えない、といった場合には電話で丁寧に頼むことがカギとなります。

具体的な頼み方は次の通りです。

①「急な冠婚葬祭で」

急な冠婚葬祭は親にお金を借りる理由として通りやすいです。

社会人になったら、友人や同僚の結婚が相次ぐ年齢になりますし、付き合いも広がるため急なお葬式も増えてきますよね。

親にお金を借りるときは、何に使うのか、なぜお金が足りないのかを具体的に伝えることが大きなポイントです。

社会人になってからは、冠婚葬祭にお金がかかることは親もよく知っているでしょう。

お祝い・お悔やみのためのお金の援助なので、受けて貰える可能性の高い言い訳になります。

②「体調不良による医療費」

体調を理由に親にお金を借りるのも、言い訳として使えます。

ただし、体調不良の場合は親が必要以上に心配してしまって、急に訪ねてくる可能性も。

「仕事に行けないほど体調が悪い」と伝えていたのに、実際は元気にしていたということがないように、軽々しく使うのは避けたい言い訳です。

③「車検・マイカーローン」

車検やマイカーローンを理由にするのも、親にお金を借りる言い訳として使いやすいです。

特に車を通勤や仕事に使っているなら、手放すわけにはいかないので「仕方ない」と貸してもらえる可能性が高いでしょう。

車はガソリン代や駐車場代などの維持費もかさむので、お金を借りる理由としては比較的言い出しやすいですね。

生活費がないと正直に打ち明けるのもアリ

親にお金を借りる理由が本当に困っている原因ならいいですが、嘘の言い訳や伝える金額が大げさだった場合はバレると一気に信用を失ってしまいます。

少額なら下手な言い訳はせずに正直に「生活費がない」と打ち明けてしまうほうが賢明な場合もあります。

その際に大切なのは、お金がなぜ足りないのかという理由の説明はもちろん大事ですが、「今後どうやって返していくのか」や「同じような状況にならないためにどう改めるのか」をしっかり伝えることです。

借金を断ることで子どもが危険なところで借りたり、怪しい仕事に手を出したりしてほしくないと親は考えるので、信用できれば貸してくれるでしょう。

親にお金を借りるデメリット3つ

親にお金を借りることには、次の3つのデメリットがあります。

軽い気持ちでしたことが今後の関係に大きな影響を与えてしまうかもしれないので、しっかりチェックしておいてください。

1.貸して貰えない可能性がある

言いづらいところを思い切ってお願いしてみても、お金を貸してもらえない可能性は十分あります。

親であるがゆえに「自分で何とかしろ」と厳しい態度を取られる場合もあるでしょう。

また、貸してもらえないだけでなく、その後あなた自身の生活やお金の使い方に口を出してきて、場合によっては毎月の支出を細かく管理されかねません。

せっかく一人暮らしをしていても、「お金にだらしないなら帰ってこい」と言われてしまうことがあるため、まずは自分でできる金策方法を試すようにしてみて下さい。

2.ずっと返済を迫られる可能性がある

親との関係は切り離せないものなので、ずっと返済を迫られる可能性があります。

消費者金融のような厳しい取り立てはないかもしれませんが、関係を良好に保つには約束した期日を守ることが大切です。

お金を借りたら返すのは当然の義務ですから仕方のないことではあっても、他の家族や親族の前でも言われるのは避けたいですよね。

計画通りに少しずつ返していたとしても、お金を借りたという事実は消えないので、親子の関係がそれまでとは変わってしまうかもしれないことも覚えておきましょう。

3.金額によっては贈与税がかかる

親にお金を借りる場合でも、金額によっては贈与税がかかってしまうことに注意が必要です。

「贈与税」というともらう場合のみと考えがちですが、身内からの借金は返済があいまいなので贈与と判断されてしまうこともあるのです。

贈与税についてポイントをまとめました。

たとえば、親に110万円以上の車を買ってもらうのは、基本的に贈与税の対象とみなされます。

仕送りや学費は、30歳未満なら1,500万円まで一括でもらえます。

生活費や教育費は、実質無課税と考えていいでしょう。

親に頼らず自分でお金を作る方法

親にお金を借りやすい理由はいくつもありますが、今後の関係への影響も考えると言いづらいですよね。

そこで自分でお金を作る方法を3つご紹介します。

親だけでなく、周りにも知られることなくお金を調達できるので、覚えておくといいですよ。

クレジットカードを現金化する

親に借金を言いづらい人におすすめの方法として、クレジットカード現金化があります。

これはクレジットカードのショッピング枠を、専門の業者を通して現金にする方法です。

一般的な手順を見てみましょう。

最短で申し込んだその日にお金が振り込まれるので、急な出費で困ったときにも対応できます。

ただし、業者によっては手数料が高く、損をしてしまう可能性もあることに注意して下さい。

また高額で利用しすぎると、カード会社への支払いが滞りブラックリスト入りする可能性もあります。

安全に利用できる方法とはいえ、自分の首をしめてしまわないように支払いのこともよく考えて利用金額を決めて下さい。

キャリア決済現金化を利用する

携帯電話のキャリア決済現金化も、親に借金を言いづらい人が自分でお金を調達できる方法です。

これはdocomo・au・SoftBankのキャリア決済を使って購入した商品を換金するというもの。

手順は次の通りです。

すべてスマホ一つで行なえるので、とても簡単です。

買取率は初回で90％を超えるところも多くなっていますので、利用したい時に少しでも高く買い取ってもらえるところを見つけたいですね。

キャリア決済の料金は携帯電話料金と同時に支払いとなります。

もし支払えない状態が続くと携帯電話が止められてしまう恐れもあるので、充分に返済可能な範囲で利用するようにしましょうね。

後払いアプリ決済現金化を利用する

親にお金を借りるのが言いづらいときは、後払いアプリの現金化も選択肢のひとつです。

paidey（ペイディ）やバンドルカード、kyash（キャッシュ）などの決済アプリは、後払い機能があるため、手元に現金がなくても買い物が可能になります。

この仕組みを利用して、後払いで現金化をすればすぐにお金を手にすることが可能です。

カードローン・キャッシングを利用する

親にお金を借りるのが言いづらい人がお金を調達できる4つ目の方法が、カードローンやキャッシングの利用です。

キャッシングはクレジットカード契約時に申し込んで審査に通っていれば、キャッシング枠があるはず。

その範囲でならATMで現金を引き出せます。

ただし、ショッピング枠の中にキャッシング枠が含まれるので、ショッピング枠の残額によっては利用できないかもしれません。

カードローンは銀行やカード会社が行っているサービスで、無担保で個人に現金を貸し出しています。

キャッシングより利用上限が多く、金利は低いので利用しやすいですね。

また、キャッシングもカードローンも「借金」として記録が残ってしまう点に注意が必要です。

新たにクレジットカードを申し込んだりローンを組んだりする際に、影響が出る可能性もあることを覚えておきましょう。

まとめ：親に借金するコツは返済する意思と予定を伝えること

このページでは、親にお金を借りるときに使える言い訳や頼み方、親に借金を頼むデメリットや自分でお金を調達する方法をご紹介しました。

どのような理由であれ、親にお金を借りる時は言いづらいですよね。

でも、借りたい理由といつ返せるのかを誠実に伝えることで、きっとわかってもらえるでしょう。

ただし、親との関係はこれからも続きます。

良好な関係を保ちたいのであれば、自分でお金を用意する方向で考えましょう。

ご紹介した頼み方や金策方法であなたに合ったものがあれば、ぜひ活用してピンチを脱出してくださいね！